呉市広長浜にある私たちの建築会社は、地域の課題である人口減少とまちの活気の喪失に向き合い、「うみとやまと」というプロジェクト名で新たな取り組みに挑戦しています。 瀬戸内を意味する“うみとやま”。そして“うみとやまと〇〇”のように最後の「と」には“瀬戸内の未来の展望を自らが描いていく”という思いが込められています。
第一の取り組みとして、倉庫だった事務所1階を地域に開かれたオープンスペースへとリノベーションを行いました。 白を基調としたキャンパスのようなまっさらな空間は、この場所で起こる様々な出来事の中にいる人々の魅力を引き出します。 また、様々なシーンでまちの人々が一つのテーブルを囲む、そんな心温まる日常の風景を思い描き、まちのダイニングとなればいいなという願いで白い大きなテーブルを設置しました。
長浜に人を呼び込み長浜の魅力を伝えていくため、2023年夏のOPENから1年間、2か月に1回の頻度でイベントやワークショップを開催。 呉市内・広島市内からも人々が訪れ、非日常体験の中でそこにはたくさんの笑顔や笑い声がありました。 より多くの方々に訪れていただけるよう、オープンスペースでカフェも開始。 飲食メニューの開発や調理、製造など全ての運営は、弊社の設計・デザインスタッフ達が担当しております。
うみとやまとに何度も足を運んでくださる地域の方々に支えられ、見守られてオープンから1年が経ちました。 長浜の海辺を歩き景色を眺めながら食べると一層美味しいオリジナルジェラートは、うみとやまとの人気商品となっています。 セレクト雑貨の販売、余った建材を持ち帰れるリサイクルブースもとても好評です。 現在ではイベントやワークショップがない日にも、ジェラートや雑貨を求め、長浜に足を運んでくださるお客様も増え、 さらに大阪や福岡など県外からの若いお客様も訪れていいます。 「うみとやまと」は地域の方々との交流を深める場となり、建築に関する相談や依頼も増加。 さらに、同じ志を持つ方々との新たな出会いも生まれ、驚きと未来へのワクワク、高揚感が日に日に増しています。
企業が地域に密着し、オープンな姿勢で取り組みを進めていく中で新しく見えてくる可能性を日々感じており、 今後も長期プロジェクトとして取り組みを重ね、地域と企業が互いに理想の未来を協力して叶える街づくりを展開し、 相互に育てあう街づくりを目指し活動していきます。
毎月のカレンダー(カフェメニューなど) >
うみとやまと(写真一覧) >
うみとやまに囲まれて(長浜近隣の不動産) >
うみとやまと(写真一覧) >
2024.9月 宇都宮黙霖掛軸展 >
12月の WORKSHOPの様子 >
11月の WORKSHOPの様子 >
9月の WORKSHOPの様子 >
7月の WORKSHOPの様子 >
Under the sea うみとやまと ラウンドマーク >